現地調査の重要さ #第6回ブログ


日々自分らしく過ごす理想の家。そんな注文住宅を建てるには、まずは土地と環境が重要です。
土地の良さを見極めるためには、現地調査を行います。
後悔しない土地探しのために、今回は現地調査の重要さについての説明です。

家づくりの流れ

まずは実際に注文住宅を建てる際の、大まかな流れを確認しましょう。
① 計画:住みたいところ、家のイメージを具体的に挙げていきます。
     工務店やホームメーカー、建築会社と相談します。
     およその予算の話もします。
② 具体化:土地を決めます。
      土地探しでめどが立てば、現地調査を実施します。
      土地が決定したら、家の設計、プランニングにすすみます。
③ 契約:見積もり、設計を元に契約を結びます。
     必要があればローンも申請します。 
④ 建築:建築会社が家を建てます。
⑤ 引っ越し、入居
⑥ アフターケア、メンテナンス:その後の暮らしも支えます。

今回は②の前半、“現地調査”のポイントを説明します。

現地から、具体的な土地の情報

土地の高低差
隣の土地と高低差はありますか? 
壁、擁壁 (ようへき)は頑丈ですか?
壁にひびが入ったり、傾いたりしてはいませんか?
水はけが悪いと、水を含んだ土が壁を押し、壁が傾いていきます。
その場合、擁壁のある土地側が、工事を行います。

地盤の強さ
塀や電信柱が傾いていませんか?
周囲の壁にひびが入っていませんか?
近所の様子である程度判断できます。
元々田畑や湿地だった土地は注意が必要です。
地盤が弱い場合は補強工事を行います。その分費用がかかります。

近所との境界
まず境界石を探します。
境界石は年月のうちに埋まってしまっていることもあります。
見つからなければ掘り出す、それでもわからなければ測量を行います。
掘り出す際には隣の土地の持ち主の了解もとっておきましょう。

塀があれば、どちらの土地の壁かも記録します。
隣から屋根や設備、木の枝が境を超えていないかも確認します。

水道、下水、電気、ガス等、ライフラインの状態
水道はひかれていますか? 
水道の配管の口径は自治体の基準に合っていますか?
下水道ですか? 浄化槽ですか? 
既存の電柱から電気がひけますか?
都市ガスですか? プロパンですか?
都市ガスが実際にひかれている場所かどうかは、地域のガス会社で確認できます。

ライフラインが整備されていなければ、いつ、だれが整備するのか、費用はどこが負担するのかを明確にしていきます。

土地に接する道路
道路の幅は適切ですか?
土地と高低差はありますか? 

道路の幅は、立地によって規定があります。足りなければ敷地を後退させることになります。

道路と土地の高低差は、敷地への出入りに段差があるということです。
階段を設置しても大丈夫ですか? 上り下りに負担はありませんか?

近所の環境

周辺の調査は大切です。
どの項目についても、休日と平日、昼と夜に何度か、実際に確認をしてください。

近所の雰囲気
建てたい家と雰囲気が合いそうですか?
都市計画で建てられる家のタイプが限られていることがあります。
その場合、建物の高さや外観が決められてきます。
規定があるかどうかは役所で教えてもらえますが、まずは実際の街並みから見当をつけます。

近隣の窓、ベランダ等の位置
注文住宅で間取りを決める際、プライバシー面も重要です。
採光や風通しも、周囲との距離から判断していきます。
日当たりや方位を記録しておきましょう。

電信柱、高圧線
既存の電信柱から電気は引けそうでしょうか。
近くに高圧線がある場合は、建築制限をうけることもあります。

駅から実際にかかる距離と道のり
駅や交通機関などへは、実際に自分のペースで移動してみましょう。
坂や階段、踏切や道路、街灯、人通りなど、具体的に把握できます。

スーパー、商店、病院、学校などの施設
生活に必要な施設は近くにありますか?
実際に廻ってみて、不便ではないか確認が必要です。

周囲の騒音、震動、匂い
近所に工場や高速道路、鉄道はありますか?
音や振動は気になりますか?
気になる匂いはしませんか? 
気になるところは、何度か訪れてみてはいかがでしょうか。

この近くには住みたくない、といった建物の存在
特定の建物の近くには住みたくない、というこだわりはありますか?
反社会的勢力の事務所、発電所、火葬場、墓地など、または化学薬品を扱う工場など、気にする場所は、人によって違います。
ネットや地図でも把握できますが、現地で得られる情報のほうが信頼できます。

役所から

ハザードマップ
自治体のハザードマップで災害の可能性を調べます。
過去の地名が昔の災害とつながっていることもあります。
近隣の住人の話も大切です。
いろいろなところから情報を集めます。

法律上の判断、都市計画や地域の条例
まず初めに、家を建ててもいい土地かどうか確認します。
その上で、理想の家を建てられる土地か、法律の角度から見ていきます。
風致地区や美観地区、そして地方自治体、場所によって制限が違います。

土地の歴史とこれから
自治体で、気になる点があればその土地の歴史を聞いてみましょう。
埋蔵文化財、お宝や遺跡が埋もれている可能性はありますか?
嬉しくないお宝、産業廃棄物や土壌汚染の可能性も、自治体である程度見当がつけられます。
また、今後の開発予定や変更予定も問い合わせます。

土地の登記情報
土地は役所の記載と合っていますか?
土地の登記人名義は今の所有者と同じ方ですか?
土地が抵当にはいっていませんか?
詳しい情報は、法務局で調べられます。

現地調査とは

現地調査とは、実際に土地に足を運んで、土地や周囲の環境を確認することです。
具体的には現地と役所で、次のような情報を入手します。

現地から、具体的な土地の情報

土地の高低差
地盤の強さ
近所との境界
水道、下水、電気、ガス等、ライフラインの状態
土地に接する道路

近所の環境

近所の雰囲気
近隣の窓、ベランダ等の位置
電信柱、高圧線
駅から実際にかかる距離と道のり
スーパー、商店、病院、学校などの施設
周囲の騒音、震動、匂い
この近くには住みたくない、といった建物の存在

役所から

ハザードマップ
法律上の判断、都市計画や地域の条例
土地の歴史とこれから
土地の登記情報

ひとつひとつ、詳しく説明していきます。

現地調査を怠ると

現地調査を怠ると、追加費用と工事の延長が起こるかもしれません

工事が始まってから地盤が弱いと判明、補強が必要になった、
下水を新たに通さなければいけない、
古い浄化槽が埋まっていた、または遺跡が出てきた。
現地調査に不足があると、工事が一時ストップし、別の工程が必要になります。
追加費用もかかります。
工事が遅れて、入居が延期になるかもしれません。
計画が大きく変わってしまいます。

その土地、本当にライフスタイルに合っていますか?

住んでみたら窓も開けられないほどの匂いや騒音があった、
交通量が思いのほか多かった、など、後から気が付くのも支障があります。
前にも言いましたが、平日と休日、昼と夜、現地に何度か足を運んでみましょう。
道路や線路が渡れなくて遠回りにならないか、
坂の傾斜はきつくないか、階段はあるか、エレベーターか、
夜の街灯は明るいか、人通りはあるか、
音、振動、匂いに不安にならないか。
長く気持ちよく暮らしていくために、現地調査で納得がいくまでご確認ください。

情報、書類、大切です

 
交通機関の変更、商業施設の移転などは、生活に影響を与えます。
情報収集を大切にしてください。

また、隣家や道路の境界は、思わぬ時に問われます。
塀の建てかえ、道路の変更、近所の工事で必要になることがあります。
登記や建築関係の書類は、家づくり中はもちろん、工事が終わって住みはじめてからも、きちんと保管しておきましょう。

まとめ

現地調査をすると、土地について判断しやすくなります。
本当に自分に合った場所か、住みよいか、そうでないか、費用や間取りも見えてきます。
ライフスタイルに合う快適な暮らしのために、納得がいくまで確認しましょう。
弊社をご利用の方には無料で現地調査を行います。
土地の測量、境界確認、役所での調査、近所の情報、どんな些細なことでもご相談ください。
ご希望の注文住宅の土地探しを成功させるため、共に調べていきましょう。

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